らしさとは



うむ、私だ。


夏ですね。
夏生まれの癖に夏は大嫌いです。

だって暑いし。

て言うか蚊ですよ、蚊!
血を吸うのは百歩譲るとしても、御馳走になった相手を痒くするってどういう事だ。
恩を仇で返しますよ、奴らは。
もうね、素手で蚊を捕えるのが無駄に上手くなりましたよ。

どうもヨウスケです。



最近、新規製作の効率がよろしくありません。
作りたい(らなきゃいけない)物が有り過ぎて、どういう順序で進めるべきかを当の本人がフワフワしてるもんで、
あっちやってフワフワ、
こっちやってフワフワ、
してるんで机の上に作り掛けの物が多量に転がってます。

まぁ単に、

【8割方出来ると飽きる】

この性格が良くないんですがね…。


さてお題目のお話ですが、
我々クリエイターにとって何が大事かと言うと個性だと思うんですよね、
個人的には。

それが
モチーフであれ、
作風であれ、
技法であれ、
一見して「これはあの人のだね!」
と思われるのはクリエイター冥利に尽きる!
と言うのが以前からの考えでして。

これはアクセに限らず、
絵、立体造形、映像、音楽、服飾
要するに創作活動全般に言える事だと思ってます。

とりあえずアクセを元に語りましょう、
風呂敷広げ過ぎると畳めなくなるし。

大雑把に大別すると、
ファッション系と造形系の2つに分けれると思います。

デザイナーの好むファッションやカルチャーに寄り添って、見に付ける人を服や趣味を含めたトータルで引き立てるのがオサレ系アクセ。

デザイナーの好みの世界観で物をグイグイ創造していくのが造形系アクセ。

勿論Superbiaも造形系の括りなんですが
(そんなオサレな物作れないし)
ふと思った訳です、
自分らしさってのはどう見られる物なのかと。

一応、製作するにあたりコンセプトと言うか、条件を付けてやってます。

1、あまり見掛けないモチーフを使う
2、重量・サイズ感は最低限に
3、コンパクトな中にギュッと緻密さを詰め込む

要するに、
『既存でほぼ無かった事をしたい』
というのが根底にありまして。
でも好きな世界観をゴリゴリ作ってるだけだと、とんでもない物になっちゃうと思うんですよね、
アンチヒューマン的な、
誰も手に取らねーよ的な。

ならば、程よく!
サイズも重さも!
よくよく見たらキモい!
にしてみようかなと。

これが他人様から見て、良いのか悪いのかは正直分からないのですが。



おっと話が逸れた、

今この業界?の第一線でクリエイトしてる人達(若手も大御所も)はやはり皆さん一見で判る何かを持っているのですよ。
そういう人達だけが生き残れる世界なのでしょう。
技術よりも一番大事なもの

『個性』

イイですよね。
フォロワーではダメなのです、
パイオニアでなくては。
まずはそこを確立しないとダメですね、Superbiaとしても。
一見されて、
『あぁ、あの変な物作ってるアレね』
を目下の目標に。


そう考えると、オサレ系アクセって非常にシビアなジャンルだと思いますよ。
没個性では結局流行り物を追っ掛けるだけになるし、
イケてるブランドの真似するのもクリエイターとしてどうなのだし。

でもオサレ系で個性をビンビン主張してるブランドの人は、総じてクリエイター自体がもう既にオサレですね、
本体のセンス良し。
加えて、自分の好むファッション含めたカルチャーの造詣が深い。
故に、こういう人に向けて作ってる感がハンパない。

もうそんなのマジで敵わない、
ダサ坊の俺にゃ太刀打ち出来ない人等の領域だわ!

このジャンルで試行錯誤してるクリエイターの皆さんをホント尊敬してます、
絶対大変だもん。



長々とお前は何を言いたいねん!
って事で要約すると


『クリエイトは個性から』


ではまた。

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